2011年11月27日

洗車

洗車についてのご質問とご要望が非常に多かったので、今回は洗車編です。
本日ご紹介させて頂く洗車編は、車を単に綺麗にするだけではなく、もうワンランク上の洗車傷が入るリスクも減らそうというのを目的としています。
さて、この洗車傷が入りにくくする洗車には4つの注意点があります。

1、砂が舞うような風が強い日、炎天下での洗車は避ける。
ホコリや砂は洗車傷が入るリスクを高めます。
炎天下での洗車は、ボディーの温度が上がるので水が乾燥しやすくボディーに傷が入りやすい上に、シャンプーが乾くと洗剤残滓クレーターというダメージが残ります。
更に塗装は温度が上がると膨張し、この時に入ったダメージは深刻になりやすいですね。


2、シャンプーの前と後は徹底的に水ですすぐ。
ボディー全体を水でしっかり洗い流し、シャンプーをしながら流水洗車をして、ボディー全体をシャンプーし終えたら再び全体をしっかり洗い流す。
ボディー上の砂による洗車傷を防ぐためと、シャンプーをボディーに残さないためですね。


3、セーム革で拭き取る。
マイクロファイバーというのも売っており、これも傷は入りにくいです。
しかし、ホコリや砂が絡みやすく、砂が噛んだマイクロファイバーを使用すると傷の原因となります。
ほぼ使い捨てと考えると、セーム革が一番お得ですね。


4、これをできる限りスピーディーに。
時間をかけてじっくり洗車すると、屋外ならどんどん砂がボディー上に乗っていきますので、洗車傷が入るリスクがどんどん高くなります。
洗車後に(´д`ι)ハァハァ言ってるぐらいでいいんじゃないでしょうか?(笑)



さて、SIでは雨の日洗車というのをお勧めしています。
なぜかというと…
1、雨の日なら砂が舞う事も少なく、ボディーの温度上昇も抑えられる。
2、洗車後に拭き取る必要がない。
というメリットがあります。
雨の日洗車は、最初に挙げた4つの注意点を気にする必要がなくなるんですね。


『雨があがったらまた汚れてるんじゃないの?』と思われる方も多いでしょうが、降り始めの雨は排ガス等を含んで確かに汚いです。

しかしずっと降っている雨は、実は純水に近いんですよ。
雨が降って車が汚れるのではなく、ボディー上に乗っていた汚れが雨によって溶け出し、雨が上がった時に焼き付いて汚れとして見えるんです。

雨が上がる前に洗車をして汚れを落とせば、雨が上がっても汚れは残りにくいですね。
また、純水に近いという事は、イオンデポジットのリスクも水道水より低いといえます。
しかし、雨で流れずに水道水が残りやすいドアのヒンジやバイザーの裏などはきっちり拭いた方がいいですよ♪


青空駐車で車を綺麗に維持したいという方は、是非この方法をお試し下さい。
※ご近所に変人として見られるリスクはご理解の上でお願いします(笑)  

Posted by CAR BEAUTY PRO エスアイ at 09:00洗車アドバイス